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2010年10月29日
冬はもうすぐ・・・


28日冷たい雨の日

29日晴れ
北海道で雪が降った28日は新潟地方では冷たい雨が降り、セイタカアワダチソウも寒そうに雨に濡れていました。去年より早いようですが、セイタカアワダチソウも終わりに近いです。花の色が明るい黄色から、くすんだ黄色に変わってきました。これから先、暖かい日が無いようなので、蜜を吹く日も無いでしょう。
29日は久しぶりの晴れで、ミツバチも盛んに出入りしていました。明日からまた数日雨模様なので今日はミツバチにとって貴重な1日でした。
私のとってはミツバチの世話もすることの無い、のんびりした秋の1日でした。
異常なほど暑い夏が終わり、冬は忘れずにやってきます。私は冬が大っ嫌いです・・・。
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2010年10月22日
今年もようやく一段落


満開状態

採蜜後の残骸
セイタカアワダチソウが満開状態です。気温も高めなので、蜜も吹いているらしく、採蜜後のミツバチが毎日蜜集めに出かけています。
今、蜜源として咲いているのは、セイタカアワダチソウだけなので、巣箱からは特有のにおいが漂っています。相当量の蜜が運び込まれているらしく、結露もすごいです。
セイタカアワダチソウが終われば、新潟地方では何も花が無くなります。あと10日ほどでセイタカアワダチソウも終わります。来年の春まで蓄えた蜜だけで冬越しです。

採蜜後の巣箱や巣枠を掃除しないまま放り出してあります。採蜜の作業が終わり、ちょっと何もしたくない気分なので、もう少しこのまま放っておきます。
今年の蜜の収穫は去年の半分ほどで、味も満足できるものではありませんでした。猛暑の影響でしょうか、不調になる蜂群が多く出て、貯蜜が増えませんでした。
野菜、米などの作物全般が駄目の年だったようです。特に米は1等米比率が2割以下の最低の年だったようです。私のハチミツも例外ではなく去年のハチミツが1等品だとすると今年は2等、3等品です。花の香りが薄く、ハチミツ特有の匂いが強く出てしまいました。
猛暑のせいだとあきらめています。
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2010年10月14日
セイタカアワダチソウが開花し始めました


10月14日
本日のセイタカアワダチソウの様子。
アレチウリの花期が完全に終息し、セイタカアワダチソウの時期になりました。ミツバチが黄色い花粉をつけて帰ってくるようになりました。まだ咲き始めなので、たいしたことはありませんが、もう1週間もすると巣箱から独特の悪臭がしてきます。
その前に採蜜しました。

全面蓋掛けの蜜巣

重量2.1キロ
上に継ぎ箱をしたものから取り出した蜜巣です。育児をしていない巣に溜め込んだハチミツはきれいです。糖度は79度、一枠の重量2.1キロ。

越冬するのに必要な蜜は1群あたり10〜12キロですので(新潟地方の場合)、この枠が5〜6枚必要ということになります。
砂糖水の給餌なしで越冬させるにはそのくらいの蜜が必要ですので残しておいてやりたいものです。
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2010年10月5日
糖度の低いハチミツは・・・・


9月30日
この巣枠の蜜を試験採蜜してみました。
蓋がけ部分の糖度は78度ですが、蓋の掛かっていない部分は75〜76度ほどで、
平均76〜77度です。
当然常温保存をすると発酵してしまいます。78度以上でないとアルコール発酵してせっかくのハチミツが駄目になってしまいます。
冷蔵庫保存をすれば発酵が遅くなりますが、ゆっくりと発酵は進みます。
火入れ(加熱処理)をすれば発酵は止まりますが、ハチミツの風味は落ちてしまいます。
そこで、自作のハチミツ用温蔵庫で糖度を上げる作業に挑戦してみました。

自作ハチミツ温蔵庫

このように・・・
自作のハチミツ用温蔵庫は、中にコタツ用ヒーターが入っているので、内部温度を35〜50度に設定できるものです。
ハチミツを浅い容器に10〜15ミリの深さまで入れて、温蔵庫に入れます。一緒に食品用乾燥剤を入れます。

シリカゲル
内部温度を35度に設定して48時間置きました。
結果は・・・

77度が⇒

82度に
画像がピンボケで見にくいですが、82度まで糖度が上がりました。
少々糖度が高すぎます、粘度が強くて扱いにくくなりました。79〜80度が理想なのですが、48時間は長すぎたようです。24時間にすればよかった・・・。
ハチミツの温度は巣箱内温度とほぼ同じ35度までしか加温されませんので、ハチミツの風味は落ちません。花の香りがそのまま残っています。

温蔵庫は自作可能なので、意欲のある方は製作してみてください。
糖度が低くて保存不可能なハチミツを簡単に糖度を上げることができます。
ほぼ同じ内容ですが飼育と採蜜のページに追加更新しました。⇒こちら
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2010年10月1日
久しぶりの晴天

久しぶりの晴天でミツバチはアレチウリの花蜜を集めています。
気温が下がり始めたら、セイタカアワダチソウが開花の準備を進めているのに気がつきました。いつの間にやら蕾も黄色く色づいて、1週間もすると開花しそうです。
2週間後には満開になるので、その頃までには採蜜しようかなと思っています。
なかなか見回りに行けない遠くの蜂場の箱を見に行ったら、スムシ捕獲器の入り口が壊されていました。
何者が壊したのか、中を見ると粘着シートにオオスズメバチがごっそり付いていました。
見ているまに、1匹のオオスズメバチがやってきました。このときは虫取り網を持っていなかったので、何もできませんでしたが、スズメバチも巣門が狭くて侵入できないようでした。
巣門から侵入できなくて、捕獲器のほうから侵入していたのです。
私も応戦できないので、まずはこのままにしておきました。
あと、2〜3週間ほどでスズメバチの侵略も収まるものと思います。
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2010年9月28日
暑さが去って、天候不順

どうしたものか、秋らしい晴天がやってきません。
気温が下がってキンリョウヘンのバルブが太り始めました。
今日の雨に濡れた鉢です。
今年のバルブが少しづつ太ってきました。その根元をピンセットで探ってみると、花芽ができていました。もうひと月もすると花芽も太ってきて確認できるのですが、今は、ピンセットでこじ開けないと確認できません。この株は、一番バルブが太っている株で、その他の鉢はまだ確認できませんでした。

スズメバチ捕獲用

スムシ捕獲用
先日のスズメバチ取りの粘着シートについていた蛾が、スムシ捕獲器の中にも入っていました。
ネットで調べたところ、カギバガ科のモントガリバであることが判明しました。
http://www.jpmoth.org/Drepanidae/Thyatirinae/Thyatira_batis_japonica.html へのリンク
何の用があって巣箱に寄って来たのか不明です。
スムシ捕獲器はスズメバチも入っています。この時、3日間昼間スムシの入り口を開放したままにして置いたので、昼間活動する虫も入りました。
ネットで調べた結果、蛾の世界は、底なし沼のようなブラックホールのような果てしの無い世界であることがわかりました。その中からやっと不明蛾の同定ができました。おそろしや蛾の世界・・・。
モントガリバは幼虫の食性も植物食であることから、ミツバチには害は無いようです。
スムシ捕獲器の入り口を24時間開放しておくと、スズメバチや、ゴキブリ、ハチノスツヅリガ、ウスグロツヅリガ、各種不明蛾、ミツバチ、やぶ蚊、何でも入ってきます。
やはり、昼間は網戸で塞いで、夜に開放するのが効果的のようです。
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2010年9月22日
アレチウリ満開、ジョロウグモ最盛期


アレチウリ満開
アレチウリが満開でミツバチの羽音がうなるように聞こえます。
この状態で晴天が1週間も続けば大量の蜜が入るのですが、どうも雨続きで外勤も停滞気味です。せっかく満開になっているのにもったいない・・・。

クモ取り棒

巣ごと絡め取る

クモも一緒に・・
ジョロウグモが丸々太って大きくなり、蜂の通り道に巣をかけます。
毎日相当の数の働き蜂が犠牲になるので、クモ取り棒で巣ごと絡めとります。もちろんクモも一緒に取ります。毎日取っていると、だんだんとその場所のクモの密度が少なくなります。

キイロスズメバチ
ペットボトルのトラップに入ったキイロスズメバチです。
オオスズメバチは9月6日の日記のように粘着シートで捕獲するのが効果的ですが、キイロスズメバチ、コガタスズメバチは粘着シートにつきません。オオスズメバチ用に仕掛けたトラップにキイロが入りました。
秋はスズメバチも、クモも子孫を残すのに必死のようです。

クモの巣に対するミツバチの不思議な行動
この夏、クモの巣に対するミツバチの不思議な行動を観察しました。
もしかすると、スズメバチを蜂球で熱殺するという対抗手段を持っているのと同様に、いたるところに張られたクモの巣への対抗手段を持っているのではないでしょうか?
詳細は⇒こちら
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2010年9月14日
ようやく秋の花が開花を始めました


アレチウリ

ヌルデ
9月の中旬になってやっと猛暑日、真夏日から開放されました。今年は異常な暑さが続き、厳しい夏が長すぎました。
少し気温が下がって、ヌルデが10日頃開花して、アレチウリが12日に開花をし始めました。どちらの花も蜜を吹くので、ミツバチが群がっています。特にヌルデは満開状態で、木のそばにいるとミツバチの羽音がうなるように聞こえます。蜜を求めるその他の小昆虫も群がり、それを襲うスズメバチもいます。
もう1週間もすると、アレチウリが満開状態になります。アレチウリは咲き始めなので、ミツバチの訪花はまだ少ないです。

涼しくなって、蜜源花が咲き始め、ミツバチの活動も活発になりました。ようやく正常に戻りつつあります。

※昨日作業場が盗難にあいました。一番使用頻度の高いスライド丸鋸と、コンプレッサー、吸塵機が盗まれました。
普段は鍵をかけてますが、この猛暑の間だけ窓を開放したままにしておいたら、やられました。
時価にすれば、たいした額じゃないけれど、へこみます。
5年に1度の割合で盗難にあいます。すべて、鍵のかけ忘れが原因でした。私の不注意です。しばらく落ち込みます・・・・。
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2010年9月6日
スズメバチ襲来

9月3日にスズメバチが今年初めて襲来しました。
例年だとお盆過ぎから、キイロスズメバチ、コガタスズメバチが来て、少し遅れてオオスズメバチが襲来するのですが、今年はいきなりオオスズメバチが来ました。
それまでは、シオヤアブが巣箱のまわりにいて、働き蜂を1匹づつ拉致しているだけでした。シオヤアブはミツバチにとってそんなに脅威ではありませんので、何も対策はとっていませんでしたが、オオスズメバチの襲来であわてて粘着シートを設置しました。最初に1匹虫取り網で捕まえて、シートにつけておくと、次々と張り付きます。きっと仲間を呼ぶフェロモンを出すのでしょう。
今のところ、スズメバチ対策はこれが一番効果があるようです。
粘着シートが効果があるのは、オオスズメバチだけです。キイロスズメバチ、コガタスズメバチは粘着シートにつけても、仲間を呼びません。もっともキイロスズメバチ、コガタスズメバチはミツバチにとって致命的な脅威ではありませんので、対策の必要はありません。

ニホンミツバチにはスズメバチを熱殺する対抗手段を持っていますが、多数のオオスズメバチに襲われると巣が全滅してしまいます。対策をとらないといけません。

写真は24時間の捕獲の成果です。
翌日からは襲来がめっきり減りました。

※ムシヒキアブ科のシオヤアブの仲間は単独行動で他の昆虫を捕らえて体液を吸います。シオヤアブで検索するとその姿、生態がわかります。この季節、きっとあなたの巣箱のそばの草木の葉の上にいるはずです。狩の腕は、キイロスズメバチ、コガタスズメバチより上だと思います。
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2010年9月2日
猛暑の影響でしょうか・・・・


サクラ

クルミ

ニセアカシア
今年は異常なほどにアメリカシロヒトリの食害が目立ちます。
ここ数年来で最大の被害があるようです。
アメリカシロヒトリは広葉樹であればあまりえり好みをしないで何でも食べるようで、いろいろな植物が被害にあっています。
特に海岸沿いのニセアカシアが致命的にやられています。葉1枚残さないで徹底的に食い尽くすので、来年の開花時期に花芽が付かないような気がします。樹勢が相当衰えるでしょう。
来年のアカシアの蜜は少なくなるような気がします。


アレチウリ

花芽

セイタカアワダチソウ
アレチウリが開花期を前にして花芽をつけ始めました。毎日同じような暑さでも、植物は季節を感じとっているようです。写真はアレチウリの雄花です。もう10日ほどで開花するでしょう。
セイタカアワダチソウはぐんぐん高く背を伸ばし始めました。花芽はまだ見えません。
アレチウリの花が終わる頃、セイタカアワダチソウが開花します。
採蜜時期ももうすぐです。早く気温が平年並みに戻ることを期待しています。
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2010年8月27日
猛暑の中、自然巣は・・・。

2009年3月

2010年8月
この暑い夏、飼育群は逃去もあり、消滅もありで、散々ですが、
自然巣はどうなっているか観察してきたら・・・。
自然の中での生存競争も厳しいものがあるらしく、近くの3箇所の巣はすべて何かの原因で消滅していました。
上画像は、私の捕獲場所のひとつの某神社ですが、2009年春から営巣していた群がご覧の通り軒板を破壊され中の巣は略奪されていました。ほとんどの蜂はあまりのショックで逃去していましたが、ほんの数10匹の残留孤児が残っているだけでした。

下の様子
下には破壊された軒板が散らばっていました。
犯人はツキノワグマです。過去何回も襲撃され、補修を繰り返してきたこの神社は、今年もまた補修が必要なようです。
現場の様子から、襲撃はほんの最近でしょう。こんな夏場にクマが蜂の巣を襲うこともあるのですねえ。猛暑の山には、餌が不足しているのでしょうか?

別の神社の自然巣も・・・

床下に入り口が

下の様子
上画像は別の神社の床下の自然巣ですが、この巣も消滅していました。
もはや蜂の姿は無く、巣のあった場所の下は、スムシの生活痕が・・・。
おそらく、大量のスムシに侵略されて逃去した模様です。
この春から営巣した木の洞の巣は・・・
この自然巣もすでに廃墟でした。
白い巣板が見えます。

私の飼育群でもいくつかは逃去してしまいましたが、厳しい自然を生き抜くのは大変なようです。無事に次の年の分蜂期まで生き延びるのは、数群にひとつなのでしょう。
お墓などに営巣したものは、お盆やお彼岸の頃に駆除されてしまいますし・・・。

これから、スズメバチの猛攻が始まります。
飼育群も自然群もこれに耐えなければなりません。
私も、このウンザリするほどの猛暑にもう少し耐えなければなりません。
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2010年8月20日
連日の暑さで人間もミツバチもグッタリ・・・

メンガタスズメが巣箱の隅にいました。夜になったら巣箱の中に侵入してハチミツを舐めるつもりです。この蛾は毎年この時期に羽化して、巣箱に侵入しますが、中に産卵するわけでもないようなのでそんなに害は無いようです。大きくて、気持ち悪いですが・・・。
幼虫の食性は草食で、特にナス科の植物の葉が好きなようです。
しかし、成虫はミツバチの巣箱に侵入してハチミツを舐める性質があります。
ミツバチにどのくらいの被害があるのか不明ですが、蛾は嫌いです。
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2010年8月12日
台風通過で気温が少し低下


盛夏の蜂場

気温35度
今年の暑さは尋常ではなく、35度前後の日が連続しています。この暑さに人間だけでなく、おおよそすべての生物がへとへとになっているのでしょう。ミツバチだってこの有様です。昼間から巣箱の外側に張り付いて、夜はもっとたくさんの働き蜂が出ています。いくら閉鎖空間が好きだといっても、この暑さじゃあたまらないでしょうに・・・・。

今日、台風4号が佐渡沖を通過しています。昼頃雨と共に風も強くなってきました。午前中32度あった気温が、午後1時に29度まで下がりました。
雨も強くなってきているので、ミツバチも外勤停止です。久しぶりにほっとしているのではないでしょうか。
2週間ほど前から、ジョロウ蜘蛛が目だってきました。いたるところに巣をかけます。蜂の通り道を知っていて、朝にはたくさんのミツバチが犠牲になっています。スムシと共にいまいましい奴です。見つけ次第棒で絡め取っています。クモごと取っていると、次第にその場所に巣をかけなくなりますが、少しほおって置くと、またそこに別なクモが巣をかけるので、こまめな点検が欠かせません。クモのせいでミツバチが全滅することは無いのですが、かわいい私のミツバチがやられるのをほおってはおけません。
ミツバチにはやさしく、クモには徹底的に無慈悲に・・・・。

そろそろスズメバチが攻撃してくる季節です。
9月になると本格的なスズメバチとの戦いが始まります。
スズメバチも子孫を残すために必死でしょうが、私は断然ミツバチの味方です。
スズメバチにも無慈悲に接します。
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2010年8月5日
早く涼しい秋が来て欲しい


某河原のアレチウリ

上に継ぎ箱
連日の猛暑の下で、アレチウリがぐんぐん繁茂して、他の植物を押しつぶす勢いです。
大きなキュウリの葉のようなのがアレチウリの葉です。
繁殖力がとても強力で、他の植物を駆逐します。細かいとげがあり、特に種子のとげは細く強力で、ジーンズの生地も通します。特定外来生物に指定されている嫌われ者ですが、9月に開花すると大量の蜜を吹くので、ミツバチにとっては、ありがたい植物です。
まだ、花芽は付いていません。ものすごい勢いでつるを伸ばしています。

上に継ぎ箱をしたものの様子です。連日の猛暑の中でも、着々と蜜を貯めています。
さすがに35度以上になると、外勤も停滞気味ですが、30度前後なら盛んに蜜集めに出かけます。
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2010年7月31日
例年にない猛暑でミツバチも夏休み・・・

7月16日から梅雨明けして、連日猛暑でミツバチも外勤が停滞気味です。
昼の気温が33度前後で、最低気温も25〜26度で、巣箱の中も換気しているとはいえ、相当の暑さなのでしょう。たくさんの働き蜂が巣箱の外に出ていて、蜜集めに行くでもなし、涼んでいるだけのようです。
夜になると、もっとたくさんの蜂が出てきて涼んでいます。
昼の気温が30度以下、夜の気温が22度以下になると、ミツバチも過ごしやすいのでしょうが、もうしばらく我慢の日々が続きそうです。
私自身もバテ気味で、夜も昼もはエアコン無しでは過ごせません。

去年のデータで、8月10日頃から巣箱重量が増加していますので、もう少し我慢すると蜜を吹く花も開花して、外勤も盛んになるでしょう。

来年から捕獲、飼育を志す方、また、今年の捕獲ができなかった方は、この暑さが終わった頃から来年の準備をすると良いでしょう。待ち桶を製作準備したり、捕獲場所を見つけておいたりすると良いでしょう。

待ち桶は、自作すると大変安価に製作できますが、電動工具の無い方、大工仕事が不得手の方のために、「専用待ち桶5個セット」の販売を始めます。⇒こちら
金槌さえあれば、小学生でも製作できるようになっています。待ち桶のためだけに、電動丸鋸を買うのだったら、セットを購入した方が安く上がります。

どちらにしろ、早めの準備が来期の捕獲成功につながります。
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2010年7月23日
梅雨が明け、猛暑の日々です


分蜂後
継ぎ箱をした群が分蜂してしまい、蜂数が半分になってしまいました。
継ぎ箱をしていれば、分蜂しないものと思っていたら、下に巣を増巣する前に、上の箱がいっぱいになって、王台を作ったようです。
新しい女王蜂が産卵開始して、蜂数が増えるのを待つしかありません。
この巣箱は下に継ぎ箱をしましたが、同様に継いだ箱は分蜂しないで、下に増巣しています。
上に継いだ箱は分蜂しませんでした。上に継いだほうが良かったかな、と思っています。
新しく増巣した部分の蜜巣を、味見するため少し掻きとってみました。
アカシア、アカメガシワの蜜が入っているようで、卒倒するくらい美味しい蜜が入っていました。
糖度が77.8度くらい。温度補正をしても78度ギリギリです。
しかし、この蜜本当に美味しいのです。ハチミツの品評会などがあればダントツ優勝すると思うほど素晴らしい香りです。
市販のアカシア蜜(セイヨウミツバチ)にはこの香りがありません。
秋の採蜜時期にはこの香りが消えているようです。
来年のこの時期には、試食できるくらいは採蜜したいものです。

健全群
梅雨明けし、猛暑の下の健全群です。蜂数が増え中が熱いのか、巣箱の外に張り付いています。夜も外に出たままです。
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2010年7月16日
ただいま梅雨末期の長雨の時期です

アカメガシワの雄花

ミツバチが訪花
毎年のことですが、この時期の長雨で巣箱の重量(蜜の量)が増加しません。
早く梅雨が明けてくれれば良いけれど・・・、
梅雨が明けて真夏の晴天が続くと、私の蜂場では、どんなに気温が高くても巣箱重量は増加してゆきます。真夏でも蜜源花が豊富なのです。しかし、アカメガシワ以降、どんな花が蜜源花として咲いているのかよくわかっていません。
真夏の暑さのせいで、私自身バテ気味になり、観察の足が鈍るのです。

今月上旬の蜂場付近のアカメガシワの花です。良い香りの蜜を吹くので、ミツバチがたくさん訪花しています。巣箱からもこの花の蜜の良い香りがします。この花の花期は少し長く、2週間〜3週間ほど続きます。おまけにあたり一面大繁殖しているので、ニセアカシア以上の蜜源になっています。

継ぎ箱群 その後
6月26日の観察群の継箱のその後の画像です。
働き蜂の数が増えています。
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2010年7月9日
ミツバチさんの恵みです

キイチゴの生垣

ミツバチが受粉
6月5日、我が家のキイチゴの生垣にミツバチが訪花して受粉してくれました。

約1ヵ月後

大収穫
これでも全収穫量の4分の1ほどです。

鍋に入れて

ハチミツを入れて

完成です
ラズベリージャムを作りました。
材料は収穫したキイチゴと、ハチミツだけ。
キイチゴは、強い酸味と香りがあるので、他に何も入れなくても極上のジャムができます。
ハチミツ自体も特有の匂いがありますが、キイチゴの香りが強いので、ハチミツの匂いは消えてしまいます。種のつぶつぶも風味があり、とても美味しいです。
もちろん我が家では食べきれないので、知人におすそ分けです。
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2010年7月2日
先月に引き続きスムシ活動最盛期


夜を待つスムシ成虫

蓋の裏
毎年今頃、スムシの産卵活動が最盛期を迎えます。
ミツバチの匂いに誘われて、ハチノスツヅリガの成虫が巣箱に取り付いています。
この後、夜になるとスムシ捕獲器の中へ入ってゆくことでしょう。
もちろん、巣門からも入って、巣箱内部で産卵するのもいるでしょう。

右の画像は、スムシ捕獲器のない巣箱の金網の中蓋の裏ですが、丸々と太ったハチノスツヅリガの(おそらく終令幼虫)幼虫が見えます。
今年のこの蜂場はスムシ被害が大きいようです。
まさに「いまいましい」という表現がぴったりの、憎たらしい害虫です。
私の釣りの師匠は、この幼虫を持って、渓流に出かけ、美味しいヤマメを釣ってきます。
釣り餌としては、最高のようですが、やはりいまいましい奴です。


スムシ捕獲器のスムシ入り口に設置する金網の代わりに、上記画像のスリット板(スムシ捕獲器購入時に付属しています)を使用すると、ミツバチの迷い込みが少なく、スムシもよく取れます。

粗い目の金網

スリット板
6ミリメッシュの金網ですと、ミツバチがたくさん迷い込みます。(約2週間)
しかし、同じ期間でスリット板の場合、ほとんどミツバチが入っていません。
どうか、付属のスリット板にとりかえてみてください。
なくした方は、2ミリ厚のバルサ板をカッターナイフで切り抜いて簡単に製作できます。
スリットの隙間の幅は、4〜4.5ミリほどです。
ハチノスツヅリガ成虫は、ミツバチより少し狭いところに侵入できるようです。

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2010年6月26日
スムシの産卵活動が活発です


捕獲器のシート

ハチノスツヅリガ

ウスグロツヅリガ
毎年、6月の中旬以降、スムシ成虫の産卵活動が活発化します。
今年も、スムシ捕獲器の粘着シートに卵を腹に抱いたスムシ成虫が張り付いています。
張り付いた蛾は、すべてそこで卵を放出しています。当然のことながら、捕獲器に張り付く蛾はメスのみです。子孫を残そうと、必死なのです。
大きい方の蛾がハチノスツヅリガで、幼虫は良い釣り餌ですが、蜂にとっては厄介者です。
小さいほうの蛾がウスグロツヅリガです。
別の蜂場の巣箱には、スムシ捕獲器を設置していませんでしたが、巣箱のまわりに侵入を伺っているハチノスツヅリガが数匹も取り付いていたので、急いで設置してきました。
強群の巣箱の方の捕獲器のほうが、スムシ成虫の入る数が多いです。
強群の巣箱からは、より大量の蜂の臭気が発散されるので、結果的にスムシ成虫を多く呼ぶことになるようです。
今のところ、ハチノスツヅリガとウスグロツヅリガの捕獲数は同じくらいです。

継ぎ箱その後
6月18日の継ぎ箱画像のその後です。
少し大きくなったくらいです。

最強群の様子
上の画像は、この春人工分蜂した箱の様子です。9枚の巣枠の群を3枚づつ3群に分けたもののひとつですが、どれも同じ経過をたどるとは限りません。思うように増群しないのもあります。
これは最強群で、人工分蜂してから約50日で巣枠9枚全部増巣して、観察窓から見える一番端のこの巣枠にもほぼ全面に働き蜂の蛹蓋がかかっています。10日もすれば次々に羽化して、継ぎ箱にも蜂があふれてくるでしょう。
このような状態で継ぎ箱をしないで、放置すると、やがて王台を作り分蜂準備をしてしまいます。
この時期からの新たな分蜂群は、秋までに大群になりにくく、採蜜はほぼできないでしょう。
越冬がやっとの群にしかなりません。
やはり5月の連休頃の分蜂群が、順調に成長してくれます。
※人工分蜂の手順は近日更新いたします。
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