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4月6日以降サクラが開花 巣内重量が急激に増加
4月14日以降天候不順
4月28日分封
 
  分封後、人工分封後の重量変化のグラフです

4月分のグラフの蜂群の続きになります。
 重量変化5月分

系列1人工分封群
系列2自然分封群


上のグラフの続きです 6月分
(5月と6月の系列の色が逆転してしまいました。申し訳ありません、注意してください。)


7月中旬から天候不順で巣箱の重量が増加しません。今年は気温の低い、雨の多い夏です。

重量変化8月


重量変化9月

9月28日頃から天候不順で減少しています。

10月初旬は天候不順、台風通過での気温の低下などで、重量が増加しません。



11月になると蜜源花が無くなり、越冬モードになり
巣箱内重量が減少しています。

11月に引き続き緩やかに重量が減少しています。

12月よりも、減少が緩やかです。





巣内重量日ごとの増減

2009年4月分

系列1 その日の増減分、マイナスは減っている分
系列2 気温(折れ線グラフ)
気温の上下により、貯蓄と消費が日々入れ替わる。
4月28日自然分封、4月29日人工分封
その後の重量変化は5月分へ移項します。

系列1が人工分封群
系列2が自然分封群
同じ蜂群からなので比較には良いと思います。自然分封の翌日に人工分封をしています。
人工分封は幼虫も蛹もいるので、すぐに蜂数が回復して、貯蜜が増えるのが早いです。
自然分封は、ゼロからのスタートなので蜂数が増えるのが約1ヶ月後からになってしまいます。その分重量増加が遅れるのかも知れません.
気温と巣内重量のその日の増減の関係 5月分


系列1 自然分封群
系列2 人工分封群
系列3 気温
5月13日、14日は冷たい雨、15日は曇り
その日の増減6月





 
     
     
   7月18日〜8月15日まで梅雨が明けないような雨続きで巣箱重量が増加しませんでしたが
8月16日より天候回復、夏らしい天気で再び重量が増加しています。
 
     
   9月は大量流蜜する日はありませんが順調に重量が増加しています。
28日から天候不順で減少しています。
 
     
   10月14日頃からセイタカアワダチソウの蜜が入り始めましたが、天候不順で安定して増えません。
10月末でセイタカアワダチソウも終わりのようで、巣箱重量もあまり増加しません。
 
     
   11月、とうとう蜜源花が無くなり巣箱内の蜜を消費し始めました。
気温の低い北西の風が吹く日が多くなり、ミツバチは越冬モードになりました。
 
     
   12月半ば頃から本格的な冬に突入しました。12月にしては記録的な降雪もあり、花はまったく無い状態です。
ミツバチはこのまま、3月まで耐えなければなりません。
 
     
     
   1月に入り気温も10度以上には上がらなくなりました。重量の減少も少なくなり、ミツバチの活性も一番低い時期だと思われます。
1月は、1日平均36gほど減少しています。
次は2月ですが、そろそろ、育児が始まる時期です。
 
     
   2月22日より気温上昇、巣箱重量の減少も大きくなりました。ミツバチの活動も活発になりました。
気温が上がればミツバチの活動も活発になり、貯蜜を消費するようです。
いよいよ春に突入です。
巣箱重量の増える4月上旬まであと1ヶ月です。
 
     
   2月末から気温の上下が激しく、春と真冬をいったりきたりです。(毎年のことですが・・・)
順調に育児が進んでいるようです。巣箱重量も日に日に減少しています。(十分な貯蜜を確保してあるので心配ありません)
気温が高い日は、ミツバチの活動が活発なので巣箱内の蜜を多く消費しているようです。
盛んに花粉を運び入れていますが、蜜を吹く花もまだ咲かないので、重量は減少しています。
去年のデータですと、4月からは増加していますが(こちら)3月中に増加する日はあるのでしょうか?
3月中の増加はありませんでした。巣箱内の食料を消費しつつ、育児を盛んにおこなっています。

2010年の増加初日は4月5日でした。2009年と同日でした。
梅の花が満開になると同時に増加に転じました。
 
 

 
   気温の異常に高かった2010年
2009年との比較をグラフにしました
7月中旬より連日30度を越え、35度以上になる日もありました。
30度前後ならミツバチも問題なく生活できますが、35度近くになるとさすがに元気がなくなります。
このような夏がもう来ないことを祈ります。
 
     
   

 
スムシ捕獲器 捕獲成績の統計 2009年

6月から11月まで。
5月末にも産卵のため巣箱に侵入していましたが、統計はありません。2010年は5月初旬から統計を開始します。
11月はスムシ成虫の侵入は無し

捕獲したハチノスツヅリガは、ほとんど粘着シートに張り付いたまま産卵していますので、メスであると断定できます。
この成績はハチノスツヅリガ、ウスグロツヅリガの産卵行動の数値を表すともいえます。
 
   
5日ごとのスムシ成虫捕獲数の統計(3群合計) 2009年度 ハチノスツヅリガとウスグロツヅリガ(不明蛾はカウントしない)
 
   
   6月            7月            8月          
   1-5  6-10 11-15  16-20  21-25  26-30   1-5 6-10  11-15  16-20  21-25  26-31   1-5  6-10   11-15   16-20  21-25   26-31  
 A群  1  3  3  1  4  6  6  4  5  4  1  1  1  4  5  3  1  1
 B群  2  0  6  1  0  2  1  3  2  5  7  6  5  3  6  0  1  1
 C群  0  5  0  2  1  5  4  5  7  5  7  5  9  9  18  9  5  2
 計  3  8  9  4  5  13  11  12  14  14  15  12  15  16  29  12  7  4
 
   
   9月            10月            11月       計 
   1-5  6-10  11-15  16-20  21-25  26-30  1-5  6-10  11-15  16-20  21-25  26-31  1-5  6-10  11-15 16-20   
 A群  2  2  0  0  0  0  1  0  0  0  0  0  0  0  0  59
 B群  2  3  3  3 2  4  3  1  0  0  0  0  0  0  0  0  72
 C群  5  4  3  1  1  0  4  1  0  0  1  0  0  0  0  0  117
 計  9  9  6  4  3  4  8  2  0  0  1  0  0  0  0  0  248
 
     
  3群合計 6月42匹、7月79匹でした。7月末になるとウスグロツヅリガの割合が多くなりました。
産卵しに来るスムシ成虫の数は7月の方が多い結果になりました。
8月に入ってもスムシの産卵は最盛期のようです。
8月11日〜15日にスムシ成虫捕獲数が急に増えました。
その後減少に転じました。
9月25日現在累計234匹。
9月はウスグロツヅリガだけでした。

10月に入ると、またハチノスツヅリガが入り始めました。
10月10日から20日までスムシ成虫は入りませんでした。
10月も末になるとスムシ成虫の産卵行動も終わりのようです。
11月になるとまったくスムシ成虫の侵入がありません。
産卵行動は終ったといってよいでしょう。

3群合計で248匹のスムシ成虫を捕獲しました。
1群平均82.6匹でした


同じ蜂場の巣箱なのに、(10メートルぐらい離れている)
捕獲できるスムシ成虫に差があるのは、スムシを誘引しやすい蜂群と、
そうでない蜂群がいる、のでしょうか?

2009年の統計結果から、7月、8月がスムシ成虫の産卵活動の最盛期といえるようです。
しかし、6月に産卵しに来るのは、被害の大きいハチノスツヅリガがほとんどだったので、
この時期に大量産卵されると、蜂群が衰弱してしまう恐れがあります。
 
   
 
   2010年はハチノスツヅリガとウスグロツヅリガを分けて統計を取ります。
各スムシの生態を観察してみます。
飼育の参考にしてください。
2010年は5月初旬から統計開始、順次掲載します。
 

 
   月別ハチノスツヅリガ、ウスグロツヅリガ、捕獲割合 2010年

ハチノスツヅリガ、ウスグロツヅリガの産卵行動の目安
   
     5月のスムシ成虫捕獲数 7  
     6月のスムシ成虫捕獲数36  
    7月前期(1〜15日)捕獲数32   
     7月後期(16〜31日)捕獲数38
 
     8月前期(1〜15日)捕獲数37 
     8月後期(16〜31日)捕獲数27
     9月前期(1日〜15日)捕獲数41  
     9月後期(16〜30日)捕獲数16