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2010年2月25日
本日最高気温22度!

午後2時頃
黄色い花粉をつけて戻ってくる蜂が数匹見えます。

今日の気温は、2月の最高気温の記録を更新する22度まで上がりました。
ここ胎内市は新潟県で一番高くなり、5月上旬の気温でした。
ミツバチは、どこからか花粉を持ってきています。きっと農家の庭先のサザンカの花粉だと思いますが、蜜も少々運んでいるのでしょうか。
月曜日からの気温上昇で、蜂の活動が活発になり、巣箱重の減少が、多くなりました。
育児も活発になり、巣内の貯蜜をどんどん消費しているようです。
近くの畑や、野原に花が咲き始める3月中旬まで、消費が続く見込みです。
昨年秋の採蜜時に、この分の貯蜜を残しておくことが重要なのです。
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2010年2月23日
昨日から急に春が来た


作業場

山の蜂場
昨日の気温が10度くらいで今日が12度くらいです。
予報より少し高い最高気温で、ミツバチもいっせいに外へ出てきました。
昨年12月末からの雪で、見に行けなかった山の蜂場もやっと見に行くことができました。
まだ20センチほどの積雪があり寒そうですが、気温は10度以上ありミツバチは盛んに出入りしていました。無事冬を越せたようです。
暖かい日はもう4〜5日続くようで、積雪もすべて消えるでしょう。

冬越しは、ミツバチが乗り越えなければならない難関のひとつですが、新潟地方ではどんなに寒くてもマイナス5度以下にはならないので、十分な貯蜜があり、女王蜂が健在なら問題ないようです。特に山の蜂場は吹雪にさらされる場所ですが、元気に春を迎えた模様です。
梅の花が咲くまであと2〜3週間、雪が消えればちらほら花も咲き始めるので、それまで巣箱内の貯蜜を消費しながら、もう少しの辛抱です。

巣箱の中では春の分蜂に向けて盛んに子育てをしている模様です。
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2010年2月18日
梶山元湯

1

2

3
マニアしか訪れないと言う原始洞窟温泉です。

1は、洞窟温泉の入り口に立っているところ。
2は、蒸し暑い内部へ侵入しているところ。
3は、洞窟深部に到達しました。
まだ奥は深いですが、怖くて入れませんでした。

この洞窟はコウモリの住家で、下はコウモリの糞でドロドロです。
気持ちの悪い温泉として有名(マニアの間で)のようです。
それでも、足だけでも入れただけで幸福でした。

温泉ガイドにも地図にもないこの温泉をどうやって見つけるかと言うと、
今なら、ネットで検索するとたいていはヒットしますが、以前は、
こんな冊子を入手して探していました。
日本の温泉の約3.800箇所の温泉データが記録されています。今は
CD版が出版されています。時代の流れを感じます。
CD版に記録されている緯度、軽度を国土地理院の地図閲覧サービスに入力すると、地形図のその場所を閲覧できますが、実際の場所とは、300〜500メートルの誤差が出るようです。
冊子から調べると誤差は50〜100メートルですので、正確な位置を知りたいのなら、冊子から調べます。
どちらにしても、マニアの領域ですね。
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2010年2月13日
春を待つキンリョウヘン


金稜辺原種

ミスマフェット
去年は蘭の作が悪く、花芽の付かない株も多数出てしまいました。
私は、蘭の栽培が下手です。
鉢数を増やそうと、小分けにしすぎたようです。今年は株分けをやめて、
株の充実に重点を置くようにします。

作が悪い中でも、少しは花芽があります。その様子です。
キンリョウヘンの原種は赤花ですから花芽の鞘も赤です。
画像のミスマフェットはアルバ(白花)なので、鞘は緑です。

今日は、気温も1度前後で雪も降っていますが、もう2週間もすると、季節は春に向かって動き出します。
去年の秋から、ほとんど花芽は動いていません。気温が低いことと、日照がないためです。水遣りもほとんどしていません。2週間に1度程度です。
蘭の開花時期は、何もしないでいると5月の連休過ぎになります。ミツバチの分蜂期のピークを過ぎてしまいます。分蜂期ピークに満開になって欲しいから、2月の末から少し加温します。
昼は、ベランダに出し日に当てて、夜は室内に取り込み低温にならないようにします。
去年は3月半ばから、加温しましたが、開花は分蜂ピークから少し遅れました。
めざすは、4月25日開花で、満開が5月5日でしょうか。

過去の画像を見たら、何も変化のないように見えた花芽も、少しだけ太く大きくなっていました。
11月の日記から、休眠に入った直後の画像はこちら
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2010年2月8日
この冬一番の寒波


2月4日
2月4日から3日間この冬一番の寒波が襲ってきました。激しい地吹雪が吹き、最低気温が氷点下の真冬日になり、ミツバチは、観察窓から見えません。おそらく巣箱の中心部に蜂球を作っているものと思われます。
しかし、節分も過ぎました。今日からは気温も上がり、積もった雪も解けています。
冬から春への折り返し地点を過ぎたようです。
巣箱の中は内検していませんが、春の子育てが始まる予感がします。
3月中旬になれば、少しは花も咲き始めるでしょうが、それまでの1ヶ月間、去年集めた蜜と花粉で過ごさなければなりません。

それゆえ秋の採蜜時には、越冬用の蜜を巣箱に残すことを心がけなければなりません。
蜜が少なくなったら給餌すればよいのでしょうが、給餌をした群の成績がよくありません。やはり自分たちで集めた蜜でないと「よろしくない」と言うことでしょうか。

日本海側の積雪地域と、太平洋側の温暖な地域では、ミツバチの生活リズムは多少違うのでしょうね。
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2010年2月4日
パソコンに思うこと

毎年この時期にめぐってくる確定申告の季節。
数年前からは、会計ソフトで帳簿、申告書を作成しているので
大変楽になりました。が・・・。

それ以前はというと、この季節が来る1ヶ月前から、新年早々から帳簿を
整理、記帳しなければならず、おまけに簿記の知識はまるでないに等しいし、
計算能力も脳みその老化と共に年々衰える一方でしたので、
まさに苦痛の1ヶ月を過ごさねばなりませんでした。

電卓の計算結果は、検算のつど違う数字が出るし、直そうとすると
帳簿を書き換えなければならず、申告書が完成するまで毎日数字と格闘していました。

この時期のこの苦痛から逃れたいがために、パソコンのパの字も知らない私でしたが、
会計ソフトと共に購入したのでした。

購入したのが12月、申告が2月15日、まさにパソコンの「いろは」から始めました。
マウスも思うように動かせなくて物になるか不安でしたが、
何とか申告期限に間に合いました。(初期設定は知人がしました)
この便利なものを発明した人に、敬意を表します。
以後、申告時期の苦悩の日々は遠い昔のように思えます。
もうパソコン無しで、確定申告はできないでしょう。

この便利なパソコンにも不満があります。
操作していると突然エラー表示が出るのには閉口します。
操作していてエラー表示が出ても、その意味がわからないのです。
プロファイルが作成されていませんコントロールパネルの・・・」
などと表示されても何のことかわからないのです。
今は解決までの時間が短くなったものの、エラー表示が出ると「ゲゲゲッ」となります。初めての頃はひとつのエラーを解決するのに半日以上かかりました。私の貴重な時間をどれくらいこの箱に食いつぶされたか・・・。
こんな頭の良い機械なら、私程度の鈍くなった頭にもわかる語句に置き換えてくれるぐらいできそうなのに、そして、最後に解決方法も表示してくれたら・・・。

あえてその機能を持たせなかった誰かの悪意を感じるのは私だけだろうか・・・。
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2010年2月2日
簡易採蜜器
少しだけの採蜜(巣枠1枚分まで)をするときは、このような簡単な採蜜器が
お手軽でいいです。
ホームセンターで買った、簡易浄水器(安かった)を少し加工しました。
ザルは100円ショップで買いました。
ザルに蜜の入った巣を砕いて入れます。
すると粗漉しの蜜が下に垂れます。それをフィルターで漉します。
ガムテープで止めてあるフィルターは、茶漉しフィルターです。
巣の砕片なども除かれて、きれいなハチミツが採取できます。

蓋が付いているのでこのポットのまま保存できますし、
注ぎ口が付いているので、ビン詰めも楽です。
ハチミツは、べたべたするので、なるべく汚す容器を少なくするのがポイントです。
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2010年1月28日
真冬のミツバチ

1月25日気温6度

1月27日気温10度
画像はその日の気温により、ミツバチの行動に変化があることを表しています。
最高気温6度の日は、ミツバチは外へ出てきません。この巣箱は、観察窓のところで蜂が集合して暖を取っているので、越冬の様子をじっくり観察できます。ミツバチはじっとしているのでなく、どの蜂ももそもそと動いています。動いて発熱し、巣内の温度を上げているのでしょう。

27日は、日差しもあり、風がほとんど無く、気温も10度まで上がりました。午前11時頃です、ミツバチがいっせいに外へ飛び出してきました。このくらい気温が上がると、育児が始まるのではと思ってしまいますが、明日からまた気温が下がり、真冬に戻りますので、やはり2月に入ってからでしょうか。

ミツバチの春の育児の始まりのスイッチは、気温の上昇によるものか、昼の時間が長くなることによる、日照時間の増加によるものか、良くわかりませんが、2月の半ばには育児が始まっているようです。

ミツバチは、寒い冬のさなかに来るべき春を察知して、春の分蜂期に向け大きく舵を切っているのでしょう。
私も春の分蜂期を思うと、少し心が温かくなります。
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2010年1月25日
ミツバチの時間

春 分蜂前

春 分蜂
ソメイヨシノの開花時期、分蜂前の巣箱の中です。
この3週間後に分蜂しました。雄蜂の蛹の蓋が確認できます。

初夏

夏 子育て
分蜂後、次々に蜜源花が開花して、巣箱の中では順調に子育てが進み、
蜜で重量が増し、蜂数がどんどん増えてゆきます。

秋 最後の花

秋 2段目の中
新潟地方では、セイタカアワダチソウが最後の蜜源花です。その頃になると、
継箱をした2段目も蜜と蜂でいっぱいになります。


冬 巣箱の中
新潟は積雪があるので、冬はまったく蜜源花がなく、天気のいい日にも、
ミツバチは巣箱の周りを飛ぶだけです。巣箱内の貯蜜を消費する日々が続きます。
巣箱の中で身を寄せ合って、寒さをしのいでいます。
巣箱内は暖かいので、結露しています。

毎朝、目覚ましに起こされて、時簡に追われ仕事に追われ、
ため息と、焦燥と共に過ぎてゆく人間の時間の中にいる我々ですが、
ミツバチを観察していると、そこにはまったく別の、
ミツバチの時間が流れていることに気づきます。
秒針で刻まれた人間の時間と比べると、春夏秋冬をめぐる大きな時間が、
ミツバチと共に流れています。
ミツバチをボーっと眺めていると、そういうミツバチの時間の中にいるような、
快い気持ちになってきます。

こんな時です、
ミツバチを飼育していて、「ああ、いいなぁ」と思う時は・・・。
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2010年1月22日
ハチミツ用温蔵庫

前回の日記に湯銭と記載しましたが、実際は自作のハチミツ専用温蔵庫です。
内臓ヒーターによって、内部温度は35〜50度まで調節、設定できます。
画像右はピンボケですが40度を指しています。
採蜜直後、瓶詰めする前に、タンクに入れたまま巣屑や泡を浮かせるために、
この温蔵庫に寝かせておきます。
こんな感じです。(上の画像はタンクが空ですが・・・)
ミツバチの巣箱内の温度が35度ほどなので、その温度で寝かせると、
風味が落ちないようです。
結晶したハチミツは、45度まで上げると、半日ほどで結晶がきえます。

先日記載したように、スーパーで売っているセイヨウミツバチのハチミツが結晶したものは、この温蔵庫では消すことができません。80度ほどの湯銭でやっと消すことができました。

私は結晶化を防ぐため、瓶詰めしたハチミツは専用冷凍庫で−20度ほどで保存しています。
冷凍保存は風味が落ちませんし、花の香りが生きています。
蜜の熟成を進めるミツバチの酵素が低温で働かないからだと思うのです。
熟成が進むと、ハチミツらしい味、香りが強くなるようですが、私は熟成の進んでいない(若い?)味が好みなので、あえて冷凍保存し熟成を止めます。

冷凍保存が結晶しないと言うわけでなく、ほんのわずかですがゆっくりと結晶します。
ハチミツを食べる時には、結晶は舌触りが悪くなる原因なので、消さなければなりません。
しかし、どこを探しても30度〜50度に保つ適当な温蔵庫が見つかりません。
それで自作したのですが、これが上出来でした。
この温蔵庫は、自家製ヨーグルトを作る時も活躍します。1月14日のヨーグルトもこの中で発酵させました。

ヒーターはコタツ用で、材料費一式で15.000円ほどでしょうか。
この温蔵庫の作り方はこちら
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2010年1月17日
ハチミツの味


湯銭前

湯銭後
手元にあるハチミツいろいろをちょっと味見してみました。
みんな結晶していたので、まず暖めて結晶を消しました。

左の小さいボトルから、今年の秋のハチミツ、販売用と同じものです。
約45度で結晶が消えます。

隣の大きいビンは今年の秋の2番絞り、販売用を採蜜したかすを絞ったもの。
60度ほどで消えました

背の低いビンは今年の春採蜜した、越冬蜜の残りです。
これも60度ほどで消えました。

ポリ容器のハチミツは、スーパーで販売しているセイヨウミツバチの蜂蜜(中国産)
80度ほどまで上げないと、結晶は消えませんでした。

やはり、セイヨウミツバチのハチミツは、ハチミツ特有のにおいが強く、
舌にくどいような味が残ります。湯銭をして温度を高くしたせいか、嫌なにおいが強くなってしまいました。
小さなボトルの販売用は、やはり花の香りがして(ウワミズザクラ、アカメガシワ)、
元は花の蜜なのだなと、おもわせるものでした。
垂れ蜜のかすを絞ったものは、少し雑味が入っているような感じ、
春に採蜜した越冬蜜は、熟成が進み花の香りが飛んでしまったような感じです。

ここには有りませんが、過去に6月末に少し採蜜したことがありましたが、その蜜の味が忘れられません。できればその蜜を皆さんに味わってもらいたいのですが、量が取れません。
いつか飼育の腕を上げて、春蜜をたくさん採取したいものです。
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2010年1月14日
極上のジャム

ラズベリー

ブルーベリー
どちらも自家製のジャムです。ヨーグルトにかけてみました。
ラズベリー(木いちご)もブルーベリーも自宅の庭で収穫しました。
特に美味しいのは、ラズベリーです。お店で売っているものなど
足元にも及びません。
色、香り、酸味、甘み、どれをとっても最高です。
甘みはもちろんニホンミツバチのハチミツです。

ラズベリーは雑草のようなもので、数年前友人から1本もらってきたものですが、今では庭の片隅を占領するまでになりました。そのままでも食べられますが、ジャムにすると絶品になります。
ブルーベリーは、売っている物と大差ありません。ストロベリーのジャムは、手作りしてみましたが、いまいちでした。ラズベリーと比べるとかわいそうなくらいです。

材料は、ラズベリーとニホンミツバチのハチミツだけ。
鍋に入れて煮詰めるだけです。他には何も入れません。

ニホンミツバチのハチミツは高価ですが、私は飼育しているのでたくさんあります。
実は、垂れ蜜で採蜜した残りのカスには、まだたくさんのハチミツが残っています。
それを絞ると少し味の落ちるハチミツが取れます。味が落ちると言ってもスーパーで売っているセイヨウミツバチのハチミツと比べたら、断然美味しいのですが・・・。
販売用にするには、少し雑味が入っているので、自家消費しています。

皆さんも春になったら、ラズベリーのジャムを作ってみてはいかがでしょう。
セイヨウミツバチのハチミツでもおいしくできると思います。
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2010年1月12日
山形県 広河原の湯

この写真は今から10年ほど前のものです。
当時は林道の終点の山中にひっそり湧く静かな原始温泉でした。
しかし、今は傍らに、宴会もできる温泉宿ができてしまい、当時の面影はありません。
無料で入れた温泉も、今はいくらかの料金がいるようです。

私の基準は、まず最上級は無料温泉です。
次に100円〜200円、次に200円〜500円。それ以上は、ランク外になります。
私がけちな性格だということもありますが、無料の温泉は、間違いなく源泉かけ流しの本物の温泉だからです。
私が特別そんな温泉が好きだ、という訳ではありませんが、無料の温泉は間違いなく混浴なのです。時々、ほんのまれに、「混浴っていいなあ」ということもありますので、やはり無料温泉はすきなのです。

ここも無料の温泉でしたが、前述のように宴会場もできて、無料で無くなりましたので、
最上級の温泉から、ランク外の温泉になってしまいました。
こんなふうにして、日本の素晴らしい温泉はまたひとつ、消えてゆくのです。
何もしなければいいものを、わざわざ・・・。

この温泉は、写真のように湯が吹き出る間欠泉で、
約10分間隔で5メートル〜10メートルほどの高さまで吹き上げていました。

入浴している傍らを、山菜取りのおじさんたちが通ります。
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2010年1月6日
散歩
真冬でも風がなく日差しがあると、少し気温が上がります。
すると、ミツバチはいっせいに外へ飛び出します。
散歩のつもりでしょうか、でもミツバチはすぐ近くに糞をするのです。
ミツバチの害で一番困るのは、冬の糞害だと思います。
夏場は、ほとんど目にすることが無いのですが、越冬中は、目立ちます。
近くに白い車があると、結構たくさん糞をしていることがわかります。

住宅街では、この冬の糞害が深刻です。
洗濯物、特に白い物に目立って被害を受けます。
ですから、隣家の洗濯干し場の近くに、冬越しするミツバチの巣箱を置くことは、厳禁です。
冬場のミツバチは、気が荒くなり、刺すことがあるのでなおさらです。
夏場は、糞害もほとんど無く、刺すことも無いので安心ですが、冬場の巣箱の置き場所の選定には気を配らなければなりません。

住宅街で飼育する場合は、隣地境界から最大限距離をとることが望ましいでしょう。
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2010年1月1日
あけまして おめでとうございます


ハチノスツヅリガ
5月30日
去年の観察で発見した驚きの事実は、巣箱に産卵しに入った
ハチノスツヅリガの成虫は、驚きの速さでミツバチから逃げ回り、
決して捕まえられないということでした。
写真の赤丸が産卵のために巣箱内に侵入したハチノスツヅリガです。
ミツバチの攻撃から逃れ、巣箱内から出てゆきません。
おそらく、交尾は済ませ、腹の中の1000個の受精卵をすべて産み付け、
命果てるまでこの巣箱の中にいるつもりです。
ミツバチがどんなに追いかけても、スムシ成虫の方が動きが早いので、
決してつかまることはありません。
スズメバチにするような集団攻撃もしません。
これではまんまと産卵されてしまいます。

重量統計をとって、判ったことのひとつに、
夏の盛りに、蜜源花が少なくなり、夏枯れという現象が起きるものとばかり思っていたら、どんなに暑くても、晴れてさえいればミツバチは何処かから蜜を集め、巣箱重量は増加してゆくと言うことです。
夏枯れという現象は、確認できませんでした。
1年間の統計から、巣箱重量が減少するのは、冬の越冬期を除けば、梅雨時と、秋の長雨の時期でした。春から秋までは十分な蜜源花がありますが、集蜜に出かけられない天候が続くと、貯蜜を消費して重量が減少していきました。グラフはこちら

これも観察してみて、わかった結果です。
今年も観察を続け、ミツバチの生活の不思議を、少しでも理解できればと思っています。
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2009年12月27日
幻の温泉 奥日影の湯


写真は過去の私
2000年12月の写真、幻の温泉奥日影の湯です。
この頃は、デジカメもなく、もちろんパソコンも所有していない時代でした。
温泉通の方ならば、奥日影と聞いて「ああ、あそこね」と判るところですが、
たぶんほとんどの方が知らない温泉でしょう。
それに、たしか翌年の台風の災害で壊滅状態になったのです。
2年後に訪れた時には土砂で埋まって、面影さえありませんでした。

この温泉、山の中の谷川の、川原の片隅にひっそり湧いていました。
湯温は40度ほど、多少硫黄臭のある温泉でした。
川原に湯が湧いているだけで、あとは何も無いところです。
ごく少数派の原始温泉好きが、たまに訪れるだけの温泉でした。

小さな湯だまりを持参したスコップで掘り起こして入浴しています。
お湯は泥で黒く濁っているので、体はきれいになりませんが、
心の中はきれいになっています。

この数年後、温泉を求めて山を徘徊していたところ、
偶然、木のうろにニホンミツバチが営巣しているのを発見して、
その蜜を舐めたくて、しかしどうすることもできずに帰宅しました。
帰ってから、いろいろ調べて飼育できることを知り、
それからニホンミツバチの飼育に夢中になりました。
何がきっかけになるか、わからないものです。

今は、ミツバチも休眠状態で、変化ありません。
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2009年12月21日
雪の中の温泉 湯之谷

毎年雪が積も頃になると思い出すのが、この温泉のこと。
今から12〜3年前でしょうか、所は新潟県旧湯之谷村某所。
人知れず湧いている、無料温泉を携帯湯船に貯めて入浴しているところです。
気温は氷点下2度ほど、湯の温度は38度ほど。晴れていなければ寒くて入浴できません。
気分は最高ですが、雪の中、ここまで湯船を運ぶのにどれほど苦労したか・・・。
入浴しているのは箪笥職人のロクベー氏です

あれから月日は流れ、1度も訪れていません。
今もお湯が出ているか、それすら判りません。
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2009年12月18日
真冬並みの寒波が襲来

冬越しの巣箱も寒そうです。
昨日から、第1級の寒波がやって来て、作業場の回りも真っ白です。
最低気温がマイナス1度で最高気温が1度。
箱の中は静かで誰も外へ出てきません。
キンリョウヘンも夜の冷え込みで、凍らないように小屋の中に入れました。
これから長い冬だなあ・・・。
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2009年12月11日
冬越しのミツバチに変化なし

天気が良い日は気温も上がり、12度くらいまであがります。
どこからか花粉を集めてくるやつがいます。何の花か判りません。
巣箱の重量は少しづつ減少しています。
1日平均で約50グラムほどでしょうか。
しばらくはこのペースで減少すると思われます。
春の蜜源花が咲き始めるまでに、どのくらい減少するのでしょうか、
冬の減少を計測するのは初めてなので私も興味があります。
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2009年12月6日
冬囲い完了

畑の隅に置いてある巣箱にコモで寒さ対策を施しました。
作業場の巣箱は軒下にあるので、何も寒さ対策はしませんが、
この畑の隅のは蜂場は、北西の風が直接当たるのでコモを巻いてあげました。
夏場は蜂の機嫌が良いので、刺されることはめったに無いのですが、
この時期、巣箱の周りをごそごそしていると、攻撃してきます。
暖かい時のニホンミツバチは本当におとなしいので、
この時期つい気を許してしまい首に一発やられました。
あわてて巣門に金網を置いて、出てこないようにしましたが、
冬場のミツバチは攻撃的になることを肝に銘じておかなければなりません。
でも刺されたところが首でよかったです、唇や、まぶただったら、みっともない顔になっていたでしょうから・・・。
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2009年12月2日
ここ数日、良い天気

11月の末から今日までとても良い天気が続き、気温も平年より高めの日が続いています。11月初旬より良い天気なので、ミツバチもせっせと外勤しています。
ただ、蜜源花はほとんどありません。それでも、外が気持ちいいのでしょう、たくさんの蜂が飛び出してゆきます。
私には、どこにも花が見つけられないのに、どこからか花粉を持ってくる蜂がいるのには驚かされます。

ヒラタケ

ナメコ

ナメコ
あまり天気が良いので、私も山へ出かけました。
食べごろのヒラタケ発見。立ち木にもナメコが・・・・。
里山では、楢の木が枯れる「楢枯れ病」のせいで、多くの楢の木が立ち枯れていたり、倒れていたりしていますが、その木にきのこが大発生しています。
悲しんでいいのか、喜んでいいのか・・・。
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2009年11月29日
キンリョウヘンがそろそろ休眠状態に・・・


原種 赤花

原種 白花

ミスマフェット白
11月の末ともなると、ミツバチもキンリョウヘンも越冬モードになります。
蘭の栽培が苦手な私でも、まあまあ花芽が付いてくれました。
やはり、斑入りの葉芸種よりも斑無しの原種の方が丈夫で花付が良いです。
11月の初旬より一段と花芽が太り、目だってきました。
もう成長も止まり、このまま休眠状態に入りますから、水遣りを控えなければなりません。
新潟では、もう暖かい日がなくなります。
バックバルブから出た芽も、気温の低下とともに成長が止まったようです。
この鉢も、他の鉢と一緒に休眠するのが良いのか、
暖かい室内で、栽培した方が良いのか、迷うところですが、
迷った時は、下手に手を加えないことにしている私は、
寒い季節は、寒いなりに、休眠させることにします。
暖かくなれば、また成長を再開してくれるでしょう。
UP



2009年11月22日
天気は連日冬型に・・・

越冬モードの巣箱

下部の拡大
観察窓から覗いても、ミツバチはほとんど見えません。
子育て部分は空になり、巣盤に蜂はいませんが、
かろうじて下の部分にミツバチの集団が見えます。
蓋掛された貯蜜巣盤が見えています。
越冬用の食料として、そのうち消費されると思います。
この巣箱は、おおむね7〜8キログラムのハチミツを残すようにして
残りを少し採蜜しました。

越冬モードになってから、巣箱重量の減り方が緩やかになっています。
なるべく巣内の貯蜜を減らさないように省エネモードになっているようです。
夏場の天候不順の時は、みるみる重量が減少してゆくのですが、
冬場は子育ても停止しているので、消費エネルギーが少ないのでしょう。
蜂の動きもほとんどありません。
ただ、晴れた日の昼前後のひと時は、いっせいに外に飛び出して騒ぎます。
ミツバチだって、たまには外に出たいでしょうね・・・。
UP



2009年11月12日
ミツロウ採取


蜂蜜の絞りカス

鍋にぶち込み・・・
ハチミツも採取し終えて、気温も低くなり、
ミツバチも越冬モードになりました。
手をつけずにいたハチミツの絞りカスから、ミツロウの採取をしました。
去年までなら、絞りカスからスムシがわいていたけど、
今年はスムシ捕獲器のおかげでしょうか、1ヶ月ほっておいても
スムシが1匹もいません。

私のミツロウの作り方は、鍋にお湯を沸かしそこに絞りカスをぶち込みます。
ほどなくしてドロドロに溶けます。そして
ミツロウ作り専用のバケツに専用のザルを載せ、鍋の中身を
ザーッとざるの中に入れると、お湯とミツロウはバケツに落ちて、
溶けないカスはザルに残ります。
ザルに残ったものはもう使い道が無いので捨てます。
時間がたって冷えてくると、バケツのミツロウが浮いて固まります。
まだ不純物があるので、お湯を取り替えてこの工程をもう1回。
出来上がりはこんなです。
厚さ約5ミリほどの円盤状、冷蔵庫か冷凍庫で保存します。
来年の春に活躍してくれるでしょう。
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2009年11月7日
ミツバチは越冬モードに


出入りなし

日のあたる午後

時騒ぎ
11月になると、蜜を吹く花が無くなり、巣箱重量も減少し始めます。
新潟地方では、4月になるまで蜜源がなくなります。
約半年、巣箱の中の貯蜜だけで過ごすことになります。
各巣箱には採蜜した後、約10キロほど蜜を残してあるので越冬には十分だと思いますが、
冬のあいだに、どのくらいの蜜を消費するのか、この冬は計量しているので、
数値で表せると思います。今年までは、だいたいの勘で蜜を残していたけど、
来年からは、残す蜜が判れば、採蜜する量の目安になるのではないかと思います。

気温が低い日は、まったく出入りなしとなりますが、日が当たり気温が上がると蜂たちがいっせいに外に出てきます。
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2009年11月3日
キンリョウヘンに花芽が見えてきました


原種赤花

原種白花

常盤錦
11月にもなるとほとんどのキンリョウヘンに花芽が見えてきました。
私はランの栽培が下手なので、すべての鉢に花芽をつけることができませんが、
白花の原種だけは、よく花芽が付いてくれます。
それにバックバルブから芽を吹かせるのも、白花の原種が成績が良いです。
左画像の一番左だけが斑入りの赤花です。後は全部白花の原種です。
誘引力は強力とはいえないかもしれませんが、良く増えて、
花芽がたくさん付いてくれるので重宝しています。

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