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   専用待ち桶から巣枠式巣箱に移す手順

専用の待ち桶に入居すると、どうしても別の巣箱に移さなければなりません。
以下に巣枠式の巣箱へ移す手順を紹介します。
この作業の動画もあります⇒こちら
面布とゴム手袋は用意してください

専用待ち桶の仕掛け方はこちらのページで

 
   
入居したら、その日のうちに移してください
入居当日の移し変えでも、約1割強ほどが逃居します。
次の日になるともう巣を作り始めているので、移しかえをするとミツバチのストレスが大きくなり、5割ほどが逃居してしまいます。

できれば午後3時〜6時に作業をしてください。(暗くなる前までに)

この箱に入居したと仮定

隣に巣枠式巣箱を置く
入居したその日の夕方、すぐ隣に巣枠式巣箱を置きます。

上蓋、中蓋を取り

巣枠を抜く

ミツバチを入れる

待ち桶を前に置く
巣枠式巣箱の巣枠を、中の5枚ほど抜きます。
専用待ち桶をそっと持ち上げます。ミツバチは待ち桶の天井に蜂球になって付いています。落とさないようにそっと飼育箱の上まで移動します。

抜いた巣枠のところへ、思い切って待ち桶の中の蜂を落とします。
少し勢いをつけて、上からドサッと落とす感じです。ミツバチは中に落ちますが、周りにもいっせいに飛び出します。
初めてだと、戸惑うかもしれませんが、あわてないでください。

まだ専用待ち桶に付いているミツバチもいますが、飼育箱の前にさかさまに置いておくと、ほどなくしてみんな巣箱に収まります。

抜いた巣枠を入れます
抜いた巣枠を戻します。
このとき、ミツバチがぞろぞろ這い上がってきますが、あわてないで、つぶさないように、全部入れます。
女王蜂を確認する時間はないので、巣枠を入れたらすぐ蓋をします。
30分ほどで、ほとんどの蜂が巣箱の中に落ち着きます。
(経験上、この作業で女王蜂が死ぬことはまずありません)


そしてこのまま夜まで待ちます。(私は夕食を食べに家へ戻ります)

慣れると5分くらいの作業です。
この作業の動画は⇒こちら

移動は暗くなってからですが、私は夜8時以降にしています。

入り口に金網

上蓋を取る
移動の時は、必ず入り口を金網でふさいで下さい。

移動のストレスで、ミツバチが熱を発して、中が相当熱くなりますので、
上蓋を取り、通気を良くしてください。

移動の距離はできれば2キロ以上取ってください。

最後に、専用待ち桶を元のように戻してください。
一度入った場所は、2〜3日後にまた入居する確率が高いです。
 
     
     
     
   
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